コンセプトがあるとラクなわけ|自画自賛!コンセプトのある結婚式
- curious minds inc
- 2019年10月24日
- 読了時間: 3分
「結婚式と家づくりは、やっぱり似ている」
映画のワンシーンを日常に取り入れ楽しむ 室内装飾家の裕子です。
キュリアス・マインズでは、インテリアのヒアリングの際に必ず<コンセプト>と<テーマ>をお客様と一緒に決め、それを指針にもの選びしています。
コレが決まれば、お客様は自分で選べるようになり、その喜びを知る体験を得ます。
<コンセプト>があるとなぜラクなのか、10年前の私の結婚式を例にご説明しましょう。
まず考えました。コンセプト。
コンセプト|究極のエンターテイメント 結婚式とは… お世話になった両親、家族、上司や同僚、お友達 への 究極のエンターテイメントにしたい!と考えました。
私の中の究極の娯楽とは、「映画」。 旦那とわたしの、唯一の共通の趣味だった「映画」をテーマにしました。
テーマ|シネマ黄金期 シネマと言えばゴールデンエイジな雰囲気。 映画が始まる前に赤いカーテンが幕を開け、オルガン奏者が奏でていた頃のイメージ。
衣装| シネマがテーマなのですぐ決まりました。
☟ウェディングドレスはオードリーヘップバーン風 サンカクヤに通い、ヘッドドレスも手作り(レース付けただけ)

☟カラードレスはマリー・アントワネット(ソフィア・コッポラの)

(セ、背中の贅肉がない頃…)
ウェルカムボード| ゴールデンエイジと言えばゴッドファーザー。

画像を頂戴して、マーロン・ブランドの顔を差し替え ドレス試着した時の私の写真を背景に持ってきました。

フォトショップなんてものはなかったので、 Windowsのアクセサリの、ペイント機能で何とか作成。
お子様が来るので、R指定をPG-13に書き換えて(←これは自己満足の域)。 The Godfather Fontという、ゴッドファーザーのフリーフォント使い The Wedding Receptionに書き換えました。 →映画のフォントがダウンロードできるサイト
会場デコレーション| レッドカーペットを思わせるディープレッドとゴールドと、黒を基調にしました。


喫煙コーナーに映画のパンフレットを置き、シネマ感を演出。

自己紹介動画| そして、もはやどうやって作ったか忘れたほど大変だった自己紹介動画。 たしかWindows内臓の、 Movie Maker で作ったと思います。 力作なのでご紹介したいところですが、貼り付け方がわからないので、後日ご紹介します!
ペーパーアイテム| コンセプトで色は決めていたので、紙何色にしよ~なんて悩まなくて済みました。

ペーパー類は博多のペーパースタジアムでゴールドの紙を見つけ、黒地で印刷。 業者に頼むより1/10の価格で制作しました。
席次には、テーブルに映画のタイトルをつけて、ちょっとした話題作りをしました。
・ジョニー・デップが好きな姪っ子のテーブルは、パイレーツオブカリビアンに、 ・住宅関連の上司や同僚は、かもめ食堂やみんなの家に、 ・新郎友人は、トランスポーターやパルプフィクションでかっこよく、 ・吹奏楽時代の同級生はスウィングガールズ、 ・親族は、ローマの休日やカサブランカで、クラッシックに

表示は、ハリウッドのウォーク・オブ・フェーム(スターの名前が道に彫り込まれたプレート)型に。
自分はどの映画かしら~と笑みを浮かべて席に座る皆さまの顔が浮かんでくる。
考える段階でもうワクワクして、でもやることは明確だから、ただただ楽しい準備の時間でした。
コンセプトがあれば、それが秩序となり、自分の選択に自信が持てるようになります。
やっぱり結婚式って、家づくりと似ている。
脚本が決まれば、あとは舞台、照明、小道具。 これらを脚本にのっとって揃えるだけ!
コンセプトのある、ワクワクでラクラクな家づくり、家育ての講座、この春開講します。 詳細は後ほど、お楽しみに!
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